10月最後の大仕事は安曇野市で雑木による屋敷林を育てられているお客さんの家での高木剪定です。
駒ヶ根市の
アーバーワークスさんの力をお借りして、敷地外に張り出してしまった枝を剪定します。
アーバーワークスの小松さんは樹木医であり松保護士の仲間です。
クレーン車や重機も使えず、周りの建築や大切に育てられてきた植物を傷つけられない場所で、巧みなリギングと剪定技術で仕事を進めてくださいました。
庭師には手強くて手が出せない仕事で、林業家(木こり)さんではブツブツに切られてしまう高所での作業を、その木が持つ自然樹形の良さを活かしながら、こちらの要望をすべてこなしてくれました。
樹木のこと、樹形や未来の木の姿、環境や景観のこと。樹木1本の剪定にも想いを共有しながら仕事が出来る人はなかなかおりません。
自分の好きな仕事をとことん深く掘り進める姿勢から多くのことを学ばせていただきました。
サクラ2本、エノキ、柿の木の計4本。二人で片付けても間に合わないほどの早さで精度の高い仕事を仕上げてくださいました。
未来につながる夢を語りながら仕事が出来る素晴らしい一日でした。