松本市の特別名勝庭園の
百瀬家庭園で高木の剪定を行いました。
コウヤマキ2本とヒノキ、ケヤキ2本です。
樹高20m、近くの5階建てマンションが下に見えます。
樹齢はどのくらいでしょう?コウヤマキがこの大きさになるのには200年以上かかるのではないかと思います。
剪定前
剪定後
あんまり放っておくと枝先が伸びすぎて、樹上から手が届かなくなってしまうので、定期的に剪定が必要です。
剪定前 コウヤマキ・ヒノキ
剪定後 コウヤマキ・ヒノキ
こうして私が剪定を請け負えるのは、何世代にも渡り手入れをしてきてくださった先人のおかげです。
私も次の世代に良い形で受け継いでもらえるように懸け橋となりたいと思っています。
文化財としても価値の高い庭園や石組みを傷めないように気を使っての剪定です。
強剪定で弱ってしまっていたケヤキも少しずつ若い枝・幹を育ててようやく勢いのある樹勢が蘇ってきました。
この木々は長い間、きっとご家族を、地域を温かい目でずっと見守ってきてくれているのだと感じます。
人間の営みをこの老木たちはどう感じているのでしょう?