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2016年 05月 20日

みすゞを追って

瑞々しい、初夏の景色が、眩しい季節になりました。

水が入ったばかりの、田んぼには。
水鏡、早苗と、良い響きの呼び名があり。
蛙もここぞとばかりの、大合唱。
遠くからは、ハルゼミの声が聞こえてきます。

この頃の花の、涼やかなこと。
ヤマシャクヤク
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ケマンソウ
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クレマチス
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コメガヤ
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ニセアカシアの花
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奥多摩コアジサイ
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善光寺のびんずる市では、氷の入った冷たい抹茶で涼をもらいました。
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暑くなったら、喉ごしの良い蕎麦を。

繊細で、柔らかな、みすず細工に惹かれて。
脚付きの、蕎麦ざるを作れる様になるべく、少しずつ、作業場に通い始めました。


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今週末にはまた、展示があるそうです。

長野に来てから、よく出会う、みすゞの言葉。

地名の、美須々。
上田の、みすゞ飴。
松本の、みすず細工。。。

万葉集の"みすず刈る信濃"

という、信濃の枕詞からきていると教えてもらい。

その涼やかな響きが、本当に長野に似合っているなぁと、
妙に納得してしまいました。

明るいほうへ
明るいほうへ
と詠んだ、山口の詩人の、金子みすゞさんも。
この響きに惹かれて、名前をもらったそう。

涼しげで、軽やかな、鈴の音にのって。

何やらどこか、良い場所に連れて行ってもらえそうな気がしてくるから不思議です。


井内







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by sanrakugarden | 2016-05-20 05:24 | 想い
2016年 05月 14日

木のもの

木のものが好きです。
自然や庭にある時も、材となって色々な形に変わっても。
その生き生きとした姿は、見る人を惹き付ける力があるように思います。

そんな出会いをあれこれと。。

木祖村の、観音堂。奏でる天女に心を奪われて。


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近くの、イタリア料理屋さんの梁。ちょこんとハリネズミが迎えてくれました。
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朝日村の薬師堂の、力強くて、堂々とした姿。
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安曇野の、クラフトショップKinoさんでは。
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ウイスキー樽が、テーブルになったり、椅子になったり。
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土壁の小屋も、いい感じです。

自分でも、何か作りたくて。
木の靴型をスライスしてもらい
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切って削って
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カットボードに。
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単純な様で、なかなか難しい。

普段は、生きている植物が相手なので。
材としての木と接していると、ふと、

木の命は、どこまでが生きているというのかな、と不思議に思うことがあります。


種を食べる。
姿を愛でる。
材となって、また私たちの生活を支えてくれる植物たち。
薪になり、人に暖を与え
灰になって、また、土に還る。

私たちの仕事は、木を植えるだけでなく、木を切る仕事でもあり。
生かす、というのは、どういう事かな、と。
これからも、色々なものと関わりながら、見つけていけるといいなと思います。

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井内











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by sanrakugarden | 2016-05-14 23:52 | 想い | Comments(0)
2016年 05月 06日

家族の日

こどもの日、母の日と。
ゴールデンウィークは、久しぶりに、家族と友達と、過ごす機会の多い、お休みになりました。


青い空には、気持ち良くグングン泳ぐ、鯉のぼりの群れ。

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先日登った、生坂村の京ヶ倉では。
大きなお焼きと、兜の景色を楽しみました。
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日陰ツツジに迎えられ
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絶景の、馬の背渡り
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頂上で、腹ごしらえ。
石碑に彫られた、犀水という方の句。

吾里や 飾り兜を 姿にて

この景色かな?ずいぶん大きな兜です。
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そういえば、上田にも、素敵な兜がありました。
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他にも、美しいものがたくさん。
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また訪れたい、場所のひとつです。


大王ワサビ園では、黄菖蒲がちらほら咲いていました。
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菖蒲湯に入ったのは、いつが最後かな?など考えながら。

心を掴んで離さない、美しい清流。
黒澤監督の映画「夢」の世界に。
心もだんだん、澄んでいくようでした。

母の日に。
実家では毎年、不精な娘の代わりに
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律儀なバラ達が、母に良い香り
を届けてくれています。

こどもの日を祝ってもらっていた自分も、いつかは親に。
就職、結婚、、色々、家族のかたちは変わっていきますが。
元気に笑って、一緒に過ごせる時間が。
ずいぶん、自分の頑張る力になっているんだな、と、気が付きます。

お休みも、あとちょっと。
バラ任せにせず、少しは孝行して、帰りたいと思います。


井内





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by sanrakugarden | 2016-05-06 23:04 | 遊び | Comments(0)
2016年 04月 29日

青葉のうた。

目に青葉 山ほととぎす 初かつお

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この時期になると、思い出す、この言葉。
春から夏にかけて、江戸の人々が好んだものを謳った俳句だそうですが。

春先、仕事で行った白州で、思わぬ再会をしました。

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あの時は、まだまだ先の話と思っていたのに。
気がつけば、眩しい新緑。
初鰹はまだ食べてませんが。
うぐいすは、その美しい声で、毎日、私達を楽しませてくれています。

進行中の、お庭では。
こつこつ、こつこつ、鉄平石敷き。
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やっと玄関とガレージが開通し、その上をぴょんぴょん飛びはね喜ぶ、2人の女の子の、可愛くて眩しいこと。

皆で、石の回りをバールでつく音が、歌に聴こえるそう。

先入観のない、自由な耳には。
私達が、当たり前と思ってるものが、違って届いてるのかなと思うと、少し羨ましいです。

石の奏でるメロディーと。時々、お宅から聞こえてくる、賑やかなメロディー。
ホトトギスの合いの手も入り、何とも愉しい、春の合奏です。

井内









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by sanrakugarden | 2016-04-29 22:01 | 季節 | Comments(0)
2016年 04月 01日

うそ

今年も、夜中の0時を回った途端、富士山が噴火したとか、友人がご主人と別れるとか、びっくりするニュースが飛び込んできます。
4月1日、エイプリルフール。気の抜けない1日の、始まりです。
昔から気をつけていても、うっかり、同じ友人に何回も騙されてしまいます。

嘘は良くないことですが、たわいもない嘘の応酬戦。
ユーモアのある嘘に、受ける側も、少し楽しみな日でもあります。

嘘といえば、鷽鳥。
同じ写真になってしまいますが…福岡の太宰府天満宮の鷽鳥
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誰しもある、知らず知らずのうちに、ついてしまった嘘を、
鳥を替えることで、幸せに、取り替えてもらえるという、天神様の行事。

私の実家のそばの、亀戸天神にも、木彫りの素朴で可愛らしい鷽鳥が、おいてありました。

夜の梅の、艶のある、良い香り。
子どもの頃、頭の上いっぱいに咲いた、藤のカーテンの中を、
甘い香りに包まれながら歩いた記憶が、甦ります。

松本より、少し早い春。4月になればそろそろ、藤を待つ季節です。



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春の風が、懐かしく、甘い香りがする気がするのは、そんな記憶のせいかもしれません。


山で、街で、旅先で…
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今年はどんな藤に出逢えるか、今からとても、楽しみです。

井内


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by sanrakugarden | 2016-04-01 04:01 | 季節 | Comments(0)
2016年 03月 24日

古いもの

古着、古本、古道具…気が付けば、身の回りに随分古いものがありました。
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以前は、休みに骨董市に行くのが楽しみでしたが、松本に来てからは更に、古い街並みや、家具といった楽しみも加わり、
その歴史や、丁寧な仕事ぶりに、ますます魅力を感じています。

先日は、月に一回、四柱神社の側で開かれている、古市に行って来ました。

もう冬の柄も、着納めかなと、久しぶりに着物を引っ張り出して。
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古布や、北欧、東欧の食器やボタン、見るだけでも楽しい、賑やかな雰囲気。

せっかくなので、民藝館へも、足を伸ばし。
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まばらに散る、サンシュユの花や、シロヤマブキの実が、静かな庭に、彩りを添えてました。
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凛と美しく活けられた、ジンチョウゲの花の、甘い香り。

帰ろうにも、古道具屋を覗いたり、雑貨屋でひと休みしたり。なかなか家にたどり着きません。
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繕い、引き継ぎ、次の世代へ…
縁あって、今自分の元へきたものも。
またどこかへ、繋がっていくのかなと思うと、不思議な気がします。

古いものの物語りに、耳を傾けながら。次はどこへ行こうかと、落ち着きません。

やっと、散歩が楽しい季節になりました。

井内










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by sanrakugarden | 2016-03-24 23:58 | 遊び | Comments(0)
2016年 03月 17日

鳥を探して

どこからか、鳥の良い声が聴こえてきます。

震える寒さから一転。
今日は、優しい風が吹き、人も鳥も唄いだしたくなる、心地好い陽気になりました。

冬の間、はるばるシベリアから、安曇野の犀川に来ていた白鳥達。

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どうしてるかなと、帰り道にのぞいてみると
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ずいぶん静かになった湖に、ぽつりと、何羽か残るばかりとなっていました。

優雅で、幸福そうな姿とともに。
生まれて3ヶ月程で、4000㎞もの距離を旅してくるという、白鳥の逞しさ。

旅立ちを見送りながら、ほんわかと。
温もり残る、景色でした。
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見て良し、聴いて良し、食べても良しと、良い事ずくめの鳥達。

身の回りのものに、写されたその姿にも。
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幸福、長寿、平和…鳥に託した、人々の憧れや願いを感じます。
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不安と期待混じる、懐かしい風も、春らしく。
これからの出逢いに、楽しみふくらむ季節です。


井内




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by sanrakugarden | 2016-03-17 12:39 | 想い | Comments(0)
2016年 03月 11日

雪の記憶

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先日は、お茶の稽古の日でした。

やっと暖かくなったと、喜んでいたのも束の間、雨が雪になり、みるみるうちに、また見慣れた真っ白な世界に。

ドサッドサッ 屋根から落ちる雪の音を聞きながら、暖かいお茶室の中で、今年出逢った、美しい景色を思い出していました。
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初めての、松本での本格的な冬。
それでも例年より、暖かいと聞き、目を丸くしてます。

椿も、少し早めの、咲き始めとのこと。

寒さ温かさを繰り返しながら、近付いてくる、春の訪れ。
楽しみに待つ、この頃です。

井内




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by sanrakugarden | 2016-03-11 05:57 | Comments(0)
2015年 11月 14日

taiki工房/金属皿

駒ヶ根の鍛金作家 taiki工房の杉島さんから銅錫引き皿が届きました。
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先日工房に植える木を一緒に選びに行った御礼にとのこと。
律儀なすぎちゃんらしい・・・

作家さんが思いを込めて作った手仕事を普段使いに使わせてもらえるのは何よりの喜びです。

作家として生きていくことを決意して、新たなスタートを切った彼のこれからは、彼の力を持ってしても決して平坦ではないと思います。
行動力溢れる素敵な伴侶と、力強く乗り越えて行ってくれるはずです。
腹を決めたすぎちゃんの力強く優しい眼差しがそう確信させてくれました。
遠くから応援しています。

工房に森を作りたいとのこと。
木を植えるということは、未来に希望を植えるという行為。
類稀なるセンスと技術と情熱を持ったすぎちゃんなら絶対大丈夫。頑張れ!
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by sanrakugarden | 2015-11-14 10:07 | Comments(0)
2015年 04月 10日

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暖かい日が続いて桜も見頃になったと思ったら雪。桜にうっすら積もる雪もオツなものです。

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京都からお嫁に来た祇園枝垂れ桜が今年も綺麗に咲きました。

この木もたくさんの人の想いを背負っています。
そしてたくさんの暖かい想いによって来春移植される予定です。

桜が咲くと木の下で語り合ったあの日あの時を鮮明に思い出します。
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あなたとの時間もそうなることでしょう。
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by sanrakugarden | 2015-04-10 17:21 | 想い | Comments(0)