今朝はまだ暗いうちから薬剤散布にお伺いしました。
というのも、某大学のカツラマルカイガラムシの消毒のため、日曜日の誰もいない時間を見計らって施工するためです。
シナノキのカツラマルカイガラムシの被害状況は想像以上です。写真には写りにくいのですが、枝や幹にびっしりと張り付いて樹液を吸うため、相当太い枝や、幹でも枯らしてしまいます。
保護色のためぱっと見ただけでは、これがカイガラムシか?という判断もしずらいです。
いろいろ試してみましたが、柔らかいヘラと柔らかいワイヤーブラシで掻き落とすのが良さそうです。
柔らかいブラシではすぐにカイガラムシが詰まってしまい、使用が出来なくなるのです。
枯れた枝を剪定し、付着している枝や幹をこのブラシとヘラをつかってすべてこそぎ落とすのですが、これが大変手間のかかる仕事です。
そしてようやく落とし終わり、仕上げの薬剤散布(スプラサイド1000倍液)に至ったというわけです。
今後の経過を観察していきます。