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2009年 12月 11日

MAKE A WISH

メイク ア ウィッシュのことをラジオで知りました。
メイクアウィッシュという団体が難病の子供たちの夢をかなえるお手伝いをなさっているというお話を事務局長の大野さんがお話してくださいました。思わず仕事中に泣いてしまいました。
清水 美緒さんという難病の子が書いた絵本のことを知り、あまりに感動して、友人にも紹介しようと5冊購入しました。長男にこの絵本を読んであげると、幼稚園のみんなにも読んでもらいたいというので、年長さんの4クラスに寄贈しました。
「一番大切なもの」という本です。
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以下は「メイクアウィッシュの大野さん」という本の紹介記事の抜粋です。

もし自分の子供が命にかかわる病気にかかって、それでも子供が願いを持っていたらどうするか。
親が願いを叶えてあげられる望みとは限らない。
アーティストに会いたい。
旅行がしたい。
野球が見たい。
そんな子供の切実な願いを叶えてくれるのがメイク・ア・ウィッシュという団体。
大野さんはその団体の事務局長をなさっている。

美緒ちゃんは小学6年生。
自分の絵本を作るのが夢だ。
題名は「いちばん大切なもの」
いつももめごとばかり起こす、森の動物仲間6人がお宝を求めて旅に出る話。
4月。
その時点で、担当医の先生からは残された時間が短いことを告げられる。
大野さんはプロの絵本画家依頼し、出来るだけ早く絵本を完成させようとする。
絵については美緒ちゃんと相談し、美緒ちゃんのアイデアが採用されていた。
また、美緒ちゃんは同じ病気で闘っている子たちに元気を出して欲しい、と絵本をプレゼントすることを提案していた。

絵本完成を前にした6月のある日、美緒ちゃんのお母さんから大野さんに連絡が入る。
「もうあまり良くないんです」
日曜日だった。
月曜日には納品の予定だった。
一部でもいいから完成した絵本を美緒ちゃんに見せたい。
手当り次第に電話をかけて糸口を探す。
しかし、日曜日。
工場が休みではどうにもならない。
そこへ電話が一本。
お母さんからの悲しい知らせだった。
たった一日。
間に合わなかった。
翌日、出来上がった絵本を持って美緒ちゃんに会いに行く。
病気の子供達にプレゼントする絵本につけるしおりには、美緒ちゃんの言葉が印刷されていた。
美緒ちゃんは、こんな言葉を書いていた。

つらいのは きみひとりじゃないよ
みんなでいっしょに がんばっていこうよ
てをつないで さあ
みんなでけんこう そだてよう
清水美緒

そして、「一番大切なもの」の物語。
旅に出たもめごとばかりの6人組は、最後にお宝を見つける。
しかし、お宝の中身は空っぽだった。
そこでみんなが気づく。
僕たちの友情こそが宝物なんだ。

by sanrakugarden | 2009-12-11 13:58 | Comments(0)


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