昨日は暑い平地を離れ、久しぶりの登山に行ってきました。
目指すは燕岳(ツバクロタケ)。標高2763mです。中学1年生の時の集団登山以来2回目の挑戦。
日本3大急登の登山道とも言われている急な坂道ですが天上の世界はコマクサの群落やお花畑が広がる北アルプスでは最も人気のある山の一つです。
仕事のきりも良かったので、天気の良い日を選んで登れるのは地元の特権。朝5時30分に登頂開始。
「こんなきつかったかなぁ」と嫌々登った中学生の頃を思い出しながらの登坂ですが、あの頃とは違って登りたくて登る山。森林の木々や野草を見ながらの楽しい登山です。
やはり一番の収穫は植物の自生状況が観察出来ること。標高が上がるにつれて植物の分布がどんどん変わっていきます。
8合目付近の合戦小屋では名物のスイカ。疲れた体にパワーが甦ります。
憧れの山、槍ヶ岳もクッキリ!
燕山荘から頂上の眺め
自分の足で登るからこそ、下界では味わえない気持ち良さが病み付きになります。
山頂を眺めながらジョッキでビール。なんて贅沢!
恒例のラーメンと焼肉
お腹を満たして、いざ山頂へ。コマクサの大群落。コマクサは這い松などが入り込めないような場所を選んで群落を形成します。瓦礫地に育つコマクサは根の深さが1m以上あるそうです。
クルマユリ
岩桔梗
ゴゼンタチバナ、トリカブト、コケモモ、フウロソウなど花盛りです。
厳しい自然の環境が作り出す造形
苦しいけど楽しい!足が痛いけど帰ってくるとまた行きたくなるのが山の不思議な魅力。
さあ次はどこに行こう?