夕方から雨とのことで、急遽予定を変更して植栽の段取りへ。
堆肥は2年間寝かした鶏糞堆肥を購入してからさらに2年間寝かします。
雪中埋蔵って感じ。
堆肥は殺菌効果と根の発根効果が高いのですが、未熟な堆肥は、まだ発酵が終わっていない状態のものです。そこで田んぼや畑に入れた後も発酵を続けていきます。堆肥の原料となる有機物が発酵する過程では、発酵を担っている微生物の活動により二酸化炭素やアンモニアガスを放出します。もしこれらが作物の植えられている土壌の中で起こってしまうと、作物の根に悪影響を与えてしまいます。最悪の場合、作物の根をいためてしまう場合もあるのです。
購入したばかりの堆肥や袋詰めの堆肥は出荷を急ぐため未熟堆肥が多いので注意が必要です。
こうして寝かした堆肥は臭いもなく、触るとボロボロに崩れてしまいます。
さて木堀りで使う道具は鍬(スキ)とバチ。これは京都の鍛冶屋さんで作ってもらったものなので各地方によって使う道具は違うと思います。
バチで大まかな根鉢の形を作りながら、スキが入りやすくするように根を切ったり、石を退けます。
その後、スキで突きながら根っこを地中で切っていきます。
かなり太い根も切れるようにスキはとっても重たく出来ているのです。
根を切りながら根鉢の形を作っていきます。
出来上がり。この後、縄と麻布を使って巻き上げます。
バタバタと段取りして今日はこの後、長野市で打ち合わせ。