studio aulaさん設計監理の住宅「ろじとろじのいえ」が松本市で竣工しました。
当初は予定になかった庭工事を、お施主さんが費用を捻出してくださり、この家のコンセプトでもある「そとろじ と うちろじ」を植物で繋ぐことが出来ました。
全景
大きなシャラ(夏椿)、カツラの株立、アオハダ、ビバーナム・スノーボールが玄関前を彩ります。
そとろじ
「そとろじ」の完成形はこれからです。
「うちろじ」地窓から
日陰にある植栽スペースです。
日陰に強い植物を露地とは言え「和風」になり過ぎないように葉の大きな植物を色や形の組み合わせで植え込みました。
カシワバアジサイ、ヤマシャクヤク、ヤグルマソウ、ヒューケラ、ルイヨウボタン、ギボウシ、ツワブキ、ツタカラクサ、ハラン、ヤブレガサ、ゲラニューム、ヒメシャガ、タイツリソウ、キチジョウソウなどです。
うちろじから外を眺めるとモミジ。
階段を登ると先ほどのモミジ。
バルコニーから
うちろじの外から
ガレージの奥に背景となるカツラの株立
2階のセカンドリビングから見るカツラ
住まう人の暮らしとごく近い距離感で共に暮す植物たち。
うちとそとが心地良く繋がったこの家で
ご家族との新たな暮らしを見守っていってくれることでしょう。
この家の持つ空気感が僕の写真では伝わらないのが残念です。
素敵な仕事の機会を与えてくださった、お客様、studio auraさん、時遊館さん、職人のみなさん。
ありがとうございました。
精一杯やりきった後の爽快感が次の仕事への大きな力になります。