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2017年 01月 27日

テッポウムシ/虫害防除

こんな寒い時期ですが、症状が進む虫害があります。
樹木にとって最も被害の大きいテッポウムシ(カミキリムシの幼虫です)

昨年初夏から盛夏に樹皮に傷をつけて産み付けられた卵から孵化した幼虫が樹体内を食い荒らします。
形成層を食害された樹木は通道を阻害されて枯死することも珍しくありません。
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木材の断熱性能はかなりの性能とのこと。
木屑の出かたを見ると冬でも食い荒らしているようです。
幼虫は5月中旬くらいに蛹になるまで食害を続けますが、秋から冬にかけて草花が枯れて木屑が排出されているか?
根元が確認しやすいこの時期は駆除のチャンスです。
また、少しでも幼虫が小さいうちならば、食害による被害も少ないため、少しでも発見が早いと木が助かる可能性が高まります。

ダンボールや金網を根元に巻いたり、効果の長い殺虫剤を根元に散布して予防、防虫をしたりいろいろ試しましたが
一番効果があるのが、木屑が出ている木の排出口を見つけ、スプレーをすることです。
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食害箇所によってはこの排出口を見つけるのに苦労することも多いのですが、根気強く木屑の出かたを見ながら穴を見つけて
スプレーして見てください。

対応が難しい場合はお声をかけていただければ、処置にお伺いいたします。
早めの対応が大事です。
どうぞよろしくお願いします。



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by sanrakugarden | 2017-01-27 17:11 | 樹木医 | Comments(0)


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