松本市で進めていた庭木の手入れが完了しました。
調子を崩した松の樹木診断からご依頼をいただき、松の手入れ、お庭全体の手入れ・管理をお任せいただきました。
思い切って庭師を変えることは、今までの習慣的に行ってきた管理を抜本的に見直す良い機会になると思います。(私たちも習慣的にならないように気をつけなくてはなりません・・・)
剪定前
剪定中剪定後
高くなりすぎた段作りのヒノキですが、頭を落として、玉作りの刈り込み仕立てだった剪定を、透かし剪定にしています。
自然樹形に戻すことで、毎年行なっていた刈り込みを2、3年に1回で済むように手入れ方法を変えました。
頭を落とすことで高いところも木に登って手入れすることが出来るようになったので大幅な時間短縮が出来ます。
別の角度から剪定前
剪定後
手前の段作りのヒノキは頭を落として、段作りの玉の数を1/4くらい少なくしました。
木に登ったり、脚立で手入れ出来るようになったので大幅な時間短縮が出来ました。
玉の数を減らしたため半分くらいの時間で手入れが出来るようになりました。
一生懸命、ご先祖様から受け継いだお住まいや木々を守っておられるお施主さん。
時代や生活様式に合わせて、お庭も管理・手入れをしやすくしながら、守っていきやすい管理方法を選択していくことも大事なことだと思います。
人と植物の間に立って、両方が良くなるように提案したいと思います。