本格的に初夏の剪定が始まりました。
梅雨を迎え、適度な降水量とたまに差し込む夏のような日差しでグングン木々は成長しています。
「初夏剪定」はジメジメ、ワサワサしてきたお庭の木々を綺麗にするだけでなく、この時期に剪定しておくことでこれからの成長を
抑制することが出来ます。
また、大概の草木の花は咲き終わったり、花期も終盤に差し掛かり、この時期に剪定しておくと、来年の花芽の形成にさほど大きな
影響を与えずに剪定出来ることも利点です。
形を作り直したい時に、今ならまだ再萌芽が期待出来るので、少し強めの剪定も出来ます。
春早い時期に花を咲かせる植物は夏の暑さの中で花芽を形成しますので、秋に強めの剪定をすると花芽を切ることになって翌年花が咲かないことも
あるので注意が必要です。
剪定で枝葉を透かし、爽やかで涼しげになったけど、きちんと目隠しはしながら、人の気配は感じられる程度に加減をします。
外から見るとこんな感じに枝葉を透かしています。↑中から外を見るとこんな感じになります。↓
木漏れ日、涼風を確保しながら効果的に目隠しをします。 このスペースはガレージのコンクリートとウッドデッキの間に作られたわずか2mのスペースです。
石敷きの園路を設け、わずかに残ったスペースに植栽をしていますが、豊かな景観を作ってくれています。
お花が大好きでいつもお庭を気にかけてくださるお施主さんのおかげで美しさが保たれています。