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2010年 02月 26日

県の家 完工

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松本市県の家の造園工事が完了しました。
暖かくなってきて、今年最初の植栽です。

日本の土壌はよっぽどの例外がなければ、ほとんどが養分を含んだ良質な土が多いそうです。
植栽した樹木の枯れる原因は土壌が硬すぎるための根系の発達不良と透水性不良です。

昨今はほとんどの現場が造成地であったり、建築中の車両・建設機械による締め固めにより、カチカチの土ばかりです。
植え穴だけ大きく掘って植えても、植木鉢の中に植えるようなもので何年かすると必ず具合が悪くなってきます。各種実験の結果、客土と現場土壌とくっきりと境目の出来るような客土では浸透する水の流れが変わりいろいろな害が出ることがわかっています。
現場の土壌を出来るだけ大きく掘り返し、腐葉土、パーライトなどを混入し土壌の団粒化を図ることが大事です。最近は客土用の土にそば殻を混ぜて寝かしておいたり、適度に山砂を混ぜて土つくりをしています。

植え穴を掘ったら、バールで5,6箇所、さらに深く穴をあけて、透水性をはかり、その穴と植え穴にたっぷりパーライトを入れ、さらにDOパイプを必ず入れるようにしています。
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一度植えたら、なかなか土壌の改良は出来ません。土つくりをしっかりやって、その場所に適した植栽をすれば枯れることはほとんどありません。

県の家は古い板石を据えて、植栽。完了しました。
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by sanrakugarden | 2010-02-26 15:23 | 仕事日記 | Comments(0)
2010年 02月 22日

県の家 着工

HAL設計事務所の県の家 着工しました。
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週末は石の積み込みと久しぶりに道具や資材置き場の整頓をしました。
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綺麗になって気持ちイイ!
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by sanrakugarden | 2010-02-22 20:19 | 仕事日記 | Comments(0)
2010年 02月 20日

トイレの神様・手紙~親愛なる子供たちへ

明日は日曜日。親孝行しよう。長い曲ですが、心が温かくなります。聞くたびに胸が熱くなって涙がこぼれます。


トイレの神様




手紙~親愛なる子供たちへ~



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by sanrakugarden | 2010-02-20 18:09 | Comments(0)
2010年 02月 20日

バーベキュー

今日は久しぶりに植木畑で仕事。
冬季剪定です。この春から枝を伸ばして生きたい枝を残し、込み合った枝を抜いていきます。
この時期の剪定は樹体エネルギーが一番高い時期。病原菌の心配もないので適期です。

剪定枝や枯れ木を燃やして焚き火(農地をお借りしています)をしていると、天気もいいし、煙のイイ匂いに気持ちも良くなってきたので、仕事を中止して家族でバーベキューをすることにしました。

火を囲んで家族で同じものを分け合って食べるのは至福の喜び。
青い空、雪を頂いた北アルプス、周りは自分の育てた植木とりんご畑。
最高の昼下がりでした!

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by sanrakugarden | 2010-02-20 17:08 | 遊び | Comments(0)
2010年 02月 18日

石積み完了

松本市の史跡庭園の池に水を引き込むための用水路(池)の護岸改修工事の石積みが完了しました。
1月12日に着工したので1ヶ月ちょっと。雪かきしながらの寒い仕事でした。
冬はどうしても仕事が薄くなる季節なので、そんな時に時間をかけてゆっくり向き合える仕事をさせていただけるのはとても有難かったです。
石積みを終えた時、あんなにも大変だったのにも関わらず、「もっと石積みしたいなぁ」。と寂しくなりました。

どんな仕事でもそうでしょう!上を見たらきりがありません。もっと上手になりたい!もっといい庭を作りたい。
登れば登るほどに視界が開け、遠くが見えるようになればなるほど、そう思うようになるようです。

全く別の仕事をしている友人と以前話したことがあります。「登る道のりや登り方はそれぞれだけど、目指している山は一緒だよな!だからお互いの仕事や考え方を理解出来るのかも」と。自分の可能性を信じて一歩一歩前進していきたいです。

しかし、そんな自己満足の世界とは別に、「今持てる自分の精一杯をやり尽くして、お客さんに喜んでもらえる」。それが自信となって一区切りをつけてまた前に進める原動力となります。
この充実感こそ人間にとって最高の喜びのひとつじゃないかと思うのです。

我が家から近いこの現場には、毎日嫁さん・子供がおやつやコーヒーを持ってきてくれました。
大事な人のため、お客さんのためにがんばる!これも大きな力。

写真は夕方なので上手く撮れませんでした。水を張って、田んぼに苗が植わった頃写真を取り直してきます。
さぁ!今夜は飲み潰れるまで飲むぞ~

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by sanrakugarden | 2010-02-18 18:44 | 仕事日記 | Comments(0)
2010年 02月 16日

取材

今日は市民タイムスさんの「私のお気に入りの場所」というコーナーの取材があって、松本市と塩尻市の境にある赤木山に記者さんをご案内しました。
昨年先輩樹木医さんから教わった、松本平でも貴重な里山が残り、この地方でヤマザクラと呼ばれるカスミ桜を紹介しました。

日本に自生する野生種の中で松本平で見れる木は3種類。その中の一つがカスミ桜です。

昨年は塩尻から池田町までの東山を自生の桜を求めて何日間も歩きまわったので、まだまだ紹介したい所が沢山あるのですが!

公園や街路樹など人為的に植栽された桜が多いですが、やはり自生の桜が一番魅力を感じます。

野生種以外の桜のほとんどは接木や挿し木などで増やしたクローンですが、野生の桜は自然交配されたり、実生から発芽すると個体差が生じるので1本1本の木が違う表情があり、個性的です。
この場所にどんな物語をもって生まれてきて、どんな暮らしをして、長い間何を見つめてきたのだろう?と勝手に擬人化して想像をめぐらせます。

古の人々が愛し、詩にも詠んだ桜ももちろん野生の桜達です。
今は貴重となった里山に残る、自然の桜をご覧いただけたら嬉しいです。3月中旬くらいに掲載予定です。
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by sanrakugarden | 2010-02-16 20:41 | 仕事日記 | Comments(0)
2010年 02月 12日

家具工房 クラポ

雪で仕事が出来なかったので、ようやく家具工房 クラポさんを訪ねることが出来ました。

いつも仕事をご一緒させていただいている、HAL設計室さんや藤松建築設計室さんの竣工されたお宅で工事をしていると、クラポさんが納品に来られる場面に出くわすことが多く、お客様の家で椅子に座らせてもらったり、テーブルで打ち合わせをさせて頂く度に、ぜひ機会があれば作っていただきたいと願っていました。

この春小学校に入学する長男の机をお願いしてきました。
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この子が成長し、進学や引越しの度にいつも一緒に寄り添ってくれる大事なパートナーになってくれればとの願いからです。
勉強なんて出来なくたっていい。本物の木のもつ暖かさや、変化、手触り、そして物を大事にする気持ちが育ってくれることの方が大事。モノは沢山あるより簡単に捨てられないものが一つあった方が心が豊かでしょう。
一緒にいろんな思い出を刻んでいってもらいたいものです。

ぜひ製作している最中にお邪魔して、手作りで作っている君だけの机を見せにいこうと思います。

綺麗に整頓された工房を拝見して、モノに宿る真摯な姿を垣間見ることが出来ました。

帰りにお気に入りの波田町下島の豆腐屋さん下島屋でお豆腐、お揚げ、豆乳、豆腐コロッケを買って帰ってきました。
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シンプルなものほど素材と技術がよく出るもの。絶品です。
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by sanrakugarden | 2010-02-12 22:58 | Comments(0)
2010年 02月 11日

温暖化

九州でツバメが渡ってきたのを見かけた方がいたそうです。
心配になりますね。2月にツバメを見たことなんて今までなかったことだそうです。
温暖化の影響でしょうか?北の海で今まで獲れなかった魚が獲れるようになったりしているそうです。

植物と動物が季節を感じる感覚がずれてきたとすると、大変な問題が起きてきます。

鳥や小動物が活動したり子育てする時期は植物の結実や開花の時期と呼応します。
あまりに早く渡って来た為、食料となる花が咲いていない、実がなっていない。もしくは餌になる虫がいないということがあるでしょう。子供に餌を与えられないなんてことが起こるかもしれません。

動物や鳥にはもちろん好みがあるので、なんでも食べる訳ではありません。
鳥のくちばしに合うような大きさに、また動物・昆虫の好みに合うように、植物の花や実は長い年月をかけて色や形、香りを工夫して進化してきました。
そして、その土地に合った植物が、いつもと同じ時期に育ってくれないと困るのです。
勝手に人間がよそから持ってきた樹木を沢山植栽したところで、動物の好みに合わなかったり、実のなる時期や大きさが合わないことがおおいにあるのです。そりゃそうだ!人間みたいに雑食じゃないんだから・・・
ましてや外国産の樹木はあまり役にたたないでしょう。その土地に生きる動物・昆虫には。
里山を削ったり、山を単一の樹木に植林することも同じですね。

単一に植栽された植樹帯で害虫の被害が大きくなることも、多様性がないからですね。

開花の時期にちょうど動物や昆虫、小鳥が来てくれないと植物にとっても受粉が出来ずに困ることが多いのです。ニュースでもご存知かと思いますが西洋ミツバチの突然死(ネオニコチノイド系の殺虫剤の影響ともいわれています。)などで果樹・野菜の受粉・結実が心配されています。
ミツバチのかわりに人間が受粉をするなんて、手間がかかりすぎてとても出来ることではない。
人間の食べるものでさえ、自然の循環から離れてみることは出来ないのです。

動物・鳥・昆虫に影響があるということは、それらを捕食している大型の動物にも影響し、周りまわって人間にも何らかの影響がある。当たり前のことです。
みんな繋がっているんだから。

その土地にあった植物を大事に育てていくことが大事です。
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by sanrakugarden | 2010-02-11 13:44 | Comments(0)
2010年 02月 08日

再発

椎間板ヘルニアが再発、腱鞘炎もひどくなってしてしまいました。
故障が多く燃費も悪くなってきてるようです。

寒い中、石を持ち上げたり、中腰で仕事しているのがいけないのでしょうね。
痛み止めの麻酔をしながら、土日もコツコツ石を積んでいます。
今週中には仕上げたいのですが・・・

寒いのでお体ご自愛くださいませ。
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by sanrakugarden | 2010-02-08 06:36 | 仕事日記 | Comments(0)
2010年 02月 01日

萩 続き

松本は今年初めての本格的な雪が降ってきました。

遅くなりましたが萩の続き。

堀内の鍵曲(かいまがり)です。
城下に侵入した敵を迷わせ、追い詰めるための工夫だそうです。
土塀を高くし鍵手に曲がることで見通しを悪くしています。
夏みかんとの風情がたまりません。

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次は口羽家住宅。
主屋は現在南向きであるが、もとは表門と同じく東向きであったものを、弘化3年(1846)に移動したと伝えられる。表門は、萩に現存するものとしては最も雄大な規模を有する長屋門です。
主屋には主人が客を招いた時に、押入れに見せかけ、家臣を隠した隠し部屋もあります。

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母屋は取り壊され、現代風の住宅に変わっていますが、現在もその子孫が住まわれているとのこと。

最後は松蔭神社。
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伊藤博文、高杉晋作が学び多くの志士を育てた松下村塾、松蔭が幽閉されていた杉家住宅も保存されています。こんな小さな建物で夢を語り、国を憂い、学んだのかと思うと感慨もひとしおでした。
しばらく動けなくなる程の感動です。

松蔭先生のおっしゃった、僕の好きな言葉に、

「誠は天の道なり
 誠を思うは人の道なり
 至誠にして動かざる者は
 未だこれにあらざるなり
 誠ならずして未だ能く動かす者は
 あらざるなり」  

 という言葉があります。 興味のある方は意味を調べてください。 

歴史を振り返る時、すべて過去の事象が現在(今)を作っている。今突如として現れたものは一つもなくて、先達の苦労、犠牲、研究を踏み台にして現在の我々の生活が成り立っていることに言い尽くせない感謝の気持ちで一杯になります。
特に明治維新をやり遂げた多くの志士に、そして自分のご先祖さまに思いを馳せるのです。

過去から現在を通って進む未来への道。
未来の子供達により良き世の中を残してあげたい。
そんなことを思う萩の街でした。
       
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by sanrakugarden | 2010-02-01 18:59 | Comments(0)