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2012年 08月 30日

アメリカシロヒトリ発生

アメリカシロヒトリの第2化の発生が所々で確認出来ます。

特に、第2化の幼虫が現れる8~9月に最も被害が大きくなりますので注意が必要です。

孵化直後に集団で生活する時期に被害葉を見つけ出し、枝や葉を取り除き処分するのが一番簡単な方法です。
終齢幼虫になり単独で活動し始める時期になると、広範囲に広がってしまい薬剤散布をしないと駆除が難しくなります。

近年植栽した樹木、弱っている樹木が、食害にあって大量の葉を食べられてしまうと、木が弱ってしまうことがありますのでご注意ください。
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by sanrakugarden | 2012-08-30 08:22 | 庭木手入 | Comments(0)
2012年 08月 29日

いろいろと

夏バテ気味ながら、充実した毎日を過ごさせていただいています。

松本市の「柳原の田園を望む家」では境界擁壁工事が完了し、温度が下がるのを待って植栽の予定です。
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塩尻市の理美容室「JAVA」ではガーデン内の園路・植栽スペース工事が始まります。

9月からは続々と楽しみな造園工事・植栽工事が着工します。

あわせて、秋のお祭りまでに間に合わせるために、同時並行で庭木手入も進行中。
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この秋の工事や来春に向けてのプランも同時進行中です。
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そして、お盆明けから新しいパートナーも参加してくれています。
全くの未経験ながら、やってみたい!というヤル気を高く評価しています。
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ご迷惑をお掛けすることもあるかもしれませんが、どうぞ暖かく見守ってください。
一日でも早くお客様に御恩返しが出来るように厳しく育てて参ります。
よろしくお願いいたします。
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by sanrakugarden | 2012-08-29 20:57 | 庭木手入 | Comments(0)
2012年 08月 11日

百瀬家庭園 修復工事

百瀬家庭園で最も重要な石組みの1角である三尊式の石組みが倒れてしまいました。
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昨年6月30日,長野県中部を震源に起こった地震の影響と考えられます。
長い歳月をかけて少しずつ傾いてきたものが、大きくバランスを崩して今になって倒れたものと推察出来ます。

こんなことがあって改めて地震後に撮った写真で確認してみると、西側から撮った写真でも傾きが確認出来ます。
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西側から
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お盆を前にして、ご先祖様、ご親戚が集まる前になんとかしなくては。

倒れてみると、根入れも含めて、1m70センチほどの立石。重量1.2~1.5tほど。
この石に押されて、ほかに3石ほど倒れてしまいました。

昭和44年 6月。この庭を発見・調査した重森 三玲氏の見立てでは明歴から万治(1655年~1660年)頃の作庭ではないかとされています。

当然機械も入れないので、昔ながらの方法で三又・二又の原理を使って修復しました。
最初に用意した三又は重さに耐えられず、丸太が鳴きに鳴いて、折れそうなので断念。
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材木屋に走り、元径120mm 末口100mm 長さ5mのカラマツの丸太で再チャレンジ
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最近は三又を使うような仕事はめったにないので、久しぶりに昔ながらの方法で仕事をするとなんと楽しいことでしょう!
ちっとも順調に進まない。釣り代の長さ、急勾配での足の位置や長さ。力のかかり具合、体の位置と力の入れ具合。
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こうしたらなんとかなるんじゃないかと試行錯誤することの楽しさ。
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なにより職人として、江戸時代の職人のやった仕事と対話が出来る喜びはひとしおです。

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石を吊り上げ、穴を掘り直すと、綺麗に敷き詰められた詰め石がゴロゴロ出てきます。
丁寧な仕事の一旦が垣間見れます。

機械もチェーンブロックもない時代に、これほどまでに剛健でスケールの大きい庭を作った庭師たちの仕事に泥を塗るような仕事は出来るはずがありません。

これから400年後の世代にもこの庭を愛でてもらうために闘志が湧き上がります。

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石の下や隙間は根が好んで侵入してきます。石の間の隙間には適度に水も流れ込み植物にとっては最適の場所。その根が太くなって石を動かしてしまうので、周囲にある根を丁寧に切り戻します。


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精密な写真は地震後に撮った写真しかありません。
写真をもとに、元の姿を復元していくのですが、400年も経って傾いている石の写真だからそれが最善とは思えない。
江戸時代の作庭者が何を感じ・何を表現したかったのか?
三尊式石組から滝組みまでの流れはどうあるべきか?
自分なりに悩み・解釈し、バランスを考慮します。
これで良かったのか?分からない・・・
だけど自分の持てるものは出し尽くせたかな?
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by sanrakugarden | 2012-08-11 21:18 | 造園工事 | Comments(0)
2012年 08月 10日

根回し

秋の植栽工事に向けて、急遽真夏の根回しをすることになりました。

植栽までに1ヶ月の猶予を頂き、直根を残して根を切ります。

お盆が明けて、気温が下がってくると植物の活動が盛んになってくるので、新天地に植栽するまえに養水分を吸収する新しい細根を根元近くに出させます。

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根元にかぶった上土を除去して、実際作る根鉢より小さめに根回し用の根鉢を作ります。

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1台30万以上する根切り用のチェーンソー。安藤苗圃の社長に手伝ってもらいました。土ごと根を切ります。

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細かい部分は人力で鋤を使って根切り。
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切った根の周りに隙間が出来ないように土を丁寧に埋め戻します。

最後に発根促進用に半年間寝かせた堆肥を。
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今出来る最善を尽くし、1ヶ月後、良い根が出ていることを願います。
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by sanrakugarden | 2012-08-10 22:10 | 日々 | Comments(0)
2012年 08月 09日

夏の透かし剪定

疲れと夏バテ気味ながら、夏の庭木手入れが進んでいます。

秋や来年に向けての造園工事、植栽工事の計画も複層して、なかなか思うように仕事がはかどらず、お待たせしているお客様。本当にスイマセン。

この時期はお盆前に来客や帰省があるので、なんとかお盆までにという依頼で飛び回っています。

スイリュウヒバ 透かし剪定 作業前
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作業中
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完了
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by sanrakugarden | 2012-08-09 22:13 | 仕事日記 | Comments(2)
2012年 08月 09日

伊豆旅行

残暑お見舞い申し上げます。
立秋も過ぎ、松本は風が秋の気配に変わりました。
日中の暑さのピークも過ぎたのかな?朝晩は窓を開けては寒くて寝られないほどです。

7月の末からお休みを頂いて伊豆に旅行に行ってきました。
結婚10週年の記念旅行です。

夜中に出発、朝方に静岡 清水着、8時の駿河湾フェリーに乗って、伊豆・土肥に9時着。

まずはかねてから行きたかった 伊豆、「長八美術館
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入江 長八
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漆喰と顔料を使い、左官の鏝を使い独自の画法を生み出しました。
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50点ほどの鏝絵が現存しますが、僕のもつ鏝絵の概念を簡単に超えていました。
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鏝でこれほどまでの表現を生み出した長八の心意気は並大抵のものではありません。
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外枠とガラスの中にあるこの鏝絵は額縁までも鏝で仕上げられています。
実際に訪れられることをオススメします。

宿泊は「伊豆 堂ヶ島 ホテルニュー銀水

子供用のプールと大きなプールに室内プール。そして入江になったプライベートビーチ。
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砂浜ではありませんが、波が穏やかで適度な岩場もあって、禁漁区で部外者が入れないので、魚も貝もたっくさん。お子様連れには最高です。海なし県の信州人は海を見るだけでテンションあがりまくり・・・
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旅行に行く前は海は怖いから入らないと言っていた子供たちは、魚をヤスで突いたり、貝やウニを石で割って食べたり、大はしゃぎ。
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三男はボートで波に揺られて気持よすぎて海の上でお昼寝
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天気にも恵まれ最高の伊豆旅行でした。西伊豆は水も綺麗で派手な観光地化されていなくて、適度なひなびた感がとても素敵でした。
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そうそう!堂ヶ島クルーズやフィッシングパークTOIも大満足です。
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by sanrakugarden | 2012-08-09 21:47 | 遊び | Comments(0)