三楽 3LUCK 造園設計・施工・管理 樹木樹勢診断・治療

gardenplan.exblog.jp
ブログトップ

<   2018年 07月 ( 2 )   > この月の画像一覧


2018年 07月 29日

夏季剪定

例年より3週間も早く明けた今年の梅雨。そこからの暑さはちょっと経験したことのない日々が続いています。

予定していた梅雨明け前の仕事を秋に順延させていただいたり、剪定の強弱をコントロールしたり、いつもとは違う対応をしています。

今年初めて剪定の依頼を頂いたお客様。長年放置した木々は鬱蒼としてお庭も暗い印象になっていました。

剪定前
c0112447_09382258.jpg
剪定後
c0112447_09383559.jpg

枝を透かし、枝先を詰めて、再萌芽を促し、秋にもう一度整枝します。

剪定前 シラカシ
c0112447_09374948.jpg
剪定後 シラカシ
c0112447_09375660.jpg
刈り込んで枝が詰まってモサモサしていたモミジの枝を透かします。

剪定前 モミジ
c0112447_09380885.jpg
剪定後 モミジ

隣家からの視線を遮るようにデッキの枝葉を濃い目に剪定しています。
c0112447_09381424.jpg

今年は蟻による樹木への食害が目立ちます。ウチのお客さんだけでしょうか?
c0112447_09384879.jpg
葉が縮れたり、黄変や紅葉してくるのですが、他の虫や病気が見当たらず、蟻が巣食っています。
どのケースもごく小さい蟻が悪さをしています。
c0112447_09384212.jpg
3月に竣工したstudio aulaさん設計管理の店舗兼住宅「HOUSE-ICHIKO」
c0112447_19280407.jpg
元気に育っている草花の管理方法をお伝えしてきました。
素敵なエントランスになりました。
c0112447_09385402.jpg

[PR]

by sanrakugarden | 2018-07-29 09:53 | 庭木手入 | Comments(0)
2018年 07月 25日

除草剤の影響

酷な毎日が続いています。昨日は午後から軽い熱中症になってしまったようで、頭痛とだるさがおさまりませんでした。
今日は急遽予定を変更させていただいて、久しぶりに溜まった事務仕事や図面作成、することにしました。

最近頻繁に相談を受ける症状がこちらです。
c0112447_09355998.jpg
c0112447_09362476.jpg
c0112447_09361430.jpg
c0112447_09360897.jpg
植物の調子悪い、葉の色がおかしいから見て欲しいとのことでお伺いすると、病気や虫の被害ではありえない症状が葉に現れています。

周りの状態・木々の症状を確認して、除草剤を撒かれたことはありませんか?とお尋ねすると、顆粒の除草剤を撒いたというお答え。
「離れてたところに撒いたからまさかこんなことになるとは!」
と知らずに撒かれることがほとんどです。

特に顆粒(粒剤)の除草剤は土に浸透して処理層を形成するため、そこに生えている植物に全て影響してきます。
樹木の根は大きい木になると根元から10mも20mも先まで根を伸ばしていることがあります。
感受性の弱い・強いもありますが、ある除草剤は調べたところによると栄養分を作り出す光合成を阻害するそうです。
そして撒いてしまった除草剤を中和する薬はありません。
水に洗い流され、微生物や紫外線によって分解されるのを待つ他ないのです。

下の写真は私が管理している除草剤を使用していない畑の草と、除草剤で管理している隣の畑の写真です。
c0112447_09363229.jpg
境界線が明らかです。生きた土と死んだ土
c0112447_09364320.jpg

死んだ土に耐えられるわずかな種類の草が生えるだけです。

確かに草を管理していくことは大変なことです。自然の営みは時に容赦がないこともあります。
しかし、畑の畔で無残に枯れた草の姿は耐え難い気持ちになります。



[PR]

by sanrakugarden | 2018-07-25 09:55 | 樹木医 | Comments(0)