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2018年 07月 29日

夏季剪定

例年より3週間も早く明けた今年の梅雨。そこからの暑さはちょっと経験したことのない日々が続いています。

予定していた梅雨明け前の仕事を秋に順延させていただいたり、剪定の強弱をコントロールしたり、いつもとは違う対応をしています。

今年初めて剪定の依頼を頂いたお客様。長年放置した木々は鬱蒼としてお庭も暗い印象になっていました。

剪定前
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剪定後
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枝を透かし、枝先を詰めて、再萌芽を促し、秋にもう一度整枝します。

剪定前 シラカシ
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剪定後 シラカシ
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刈り込んで枝が詰まってモサモサしていたモミジの枝を透かします。

剪定前 モミジ
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剪定後 モミジ

隣家からの視線を遮るようにデッキの枝葉を濃い目に剪定しています。
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今年は蟻による樹木への食害が目立ちます。ウチのお客さんだけでしょうか?
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葉が縮れたり、黄変や紅葉してくるのですが、他の虫や病気が見当たらず、蟻が巣食っています。
どのケースもごく小さい蟻が悪さをしています。
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3月に竣工したstudio aulaさん設計管理の店舗兼住宅「HOUSE-ICHIKO」
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元気に育っている草花の管理方法をお伝えしてきました。
素敵なエントランスになりました。
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by sanrakugarden | 2018-07-29 09:53 | 庭木手入 | Comments(0)
2018年 06月 22日

目隠し植栽

本格的に初夏の剪定が始まりました。
梅雨を迎え、適度な降水量とたまに差し込む夏のような日差しでグングン木々は成長しています。
「初夏剪定」はジメジメ、ワサワサしてきたお庭の木々を綺麗にするだけでなく、この時期に剪定しておくことでこれからの成長を
抑制することが出来ます。
また、大概の草木の花は咲き終わったり、花期も終盤に差し掛かり、この時期に剪定しておくと、来年の花芽の形成にさほど大きな
影響を与えずに剪定出来ることも利点です。
形を作り直したい時に、今ならまだ再萌芽が期待出来るので、少し強めの剪定も出来ます。
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春早い時期に花を咲かせる植物は夏の暑さの中で花芽を形成しますので、秋に強めの剪定をすると花芽を切ることになって翌年花が咲かないことも
あるので注意が必要です。

剪定で枝葉を透かし、爽やかで涼しげになったけど、きちんと目隠しはしながら、人の気配は感じられる程度に加減をします。
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外から見るとこんな感じに枝葉を透かしています。↑
中から外を見るとこんな感じになります。↓

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木漏れ日、涼風を確保しながら効果的に目隠しをします。
このスペースはガレージのコンクリートとウッドデッキの間に作られたわずか2mのスペースです。
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石敷きの園路を設け、わずかに残ったスペースに植栽をしていますが、豊かな景観を作ってくれています。
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お花が大好きでいつもお庭を気にかけてくださるお施主さんのおかげで美しさが保たれています。

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by sanrakugarden | 2018-06-22 08:08 | 庭木手入 | Comments(0)
2018年 05月 21日

松の芽摘み

例年より2週間ほど季節の進み方が早いようです。
草木の動きが早いということは、虫や動物の動きもそれに合わせて早くなるはずです。

芽出しも早くて、成長も早いため、進む季節に仕事が全く追いついていません・・・

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松の芽は伸び放題、かなり硬くなってきてしまいました。
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この時期にどうしてもやっておかなくてはならないため、お待たせしているお客様、申し訳ございません。今暫くご勘弁ください。

昨年造園工事をさせていただいた studio aulaさん設計監理の住宅「備えるコートハウス」
元気に良い枝葉を茂らせてくれました。
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街路に爽やかな緑が映えます。
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下草・低木もモリモリしてきました。


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by sanrakugarden | 2018-05-21 20:20 | 庭木手入 | Comments(0)
2018年 03月 21日

お別れ

樹木診断のご相談をいただいたのは2015年11月。
樹齢200年の赤松です。
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調子を崩して、枝のあちらこちらが茶色くなってきていました。
周辺に広がる松枯れを心配して、松本市の耕地林務課によるクイムシの検査もしていただいていましたが、結果は陰性でした。

庭木手入れの強剪定による樹勢の衰退が原因と判断しました。

翌2016年の6月、枯れ枝の落下を防ぐため、枯れ枝の枝下ろし。
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樹高は15mを越えるため、当社のクレーン車では届かず、ツリークライミングを駆使して枝下ろしをしました。

あれから約3年。弱った木がマツクイムシの被害にあわないように、薬剤の散布をさせていただいたり、お任せいただいた庭木の手入れをしながら様子をずっと見てきました。
昨年の秋には緑色の葉が少なくなり、この冬生命を全うしました。

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生命を全うしたと言い切るには、人為的な弊害があって樹勢を弱らせたこと、自分も関わりながら諸々の事情や決断もあって十分な治療を施さなかったこと、もっとやれることがあったのではという後悔もあって、素直に受け入れない自分もいます。

樹木の最後に立ち会うことが多い私たちですが、いつもやれることをやりきれていないことに苦しさを覚えます。

直接、診断や治療に携わる私たちがこんな想いを抱えるのですから、樹木の健康を願いながら、毎日様子を見て手を施すことの出来ないお施主さんにとってはもっとやりきれない日々だったと想像します。
先祖から受け継ぎ、守ることを託され、子供の頃から当たり前のようにそこにいたのですから。


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前日からお酒を絶って、身を清め、当日はお施主さんとお酒とお塩を供え、想いを伝えてから伐採作業となりました。
最後に立ち会うため、お施主さんもご夫婦でご都合合わせていただき、この木に捧げる詩(うた)をよんでいただきました。

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ただただ、感謝と後悔に包まれるなんとも言えない気持ちを抱きながらの伐採ですが、こういう悲しさを抱きながら伐採することで、新しく作る庭つくり、これから植える木々には健やかに育って欲しいと願いを込めて、想いをめぐらし、工夫をして、木を選んで、植栽に挑みます。


お別れするまでに心を整理する時間をもらえたということは幸せです。
別れの季節でもある3月。
ふとあの詩が思い浮かびます。

暮れなずむ町の 光と影の中
去りゆくあなたへ 贈る言葉
悲しみこらえて 微笑むよりも
涙かれるまで 泣くほうがいい
人は悲しみが 多いほど
人には優しく できるのだから
さよならだけでは さびしすぎるから
愛するあなたへ 贈る言葉



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by sanrakugarden | 2018-03-21 17:32 | 樹木医 | Comments(0)
2018年 01月 27日

高所剪定

-10度を超える日が続いています・・・
強烈です。

そんな中、予定していた高所剪定にお伺いしました。

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10mほどのヤマボウシの剪定と枝下ろし。枝下ろしと言っても二股に別れた幹の片方を伐採します。

経営されてらっしゃるお店のディスプレイに使われるそうです。
しかもこんな位置関係
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当然クレーン車も使えないので、人力です。

木の上で広く張った枝を絞ります。
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続いて残す方の幹に滑車を付けて、伐採する幹をロープで引っ張ります。
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なんとか無事に任務を終えました。

お店に飾られたら見に行こうと思います。


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by sanrakugarden | 2018-01-27 19:01 | 仕事日記 | Comments(0)
2017年 11月 17日

山の子保育園 剪定工事

11月に入って松本市・山形村の山の子保育園の剪定をお任せいただきました。

大きな木は山の子保育園のシンボルです。

剪定前
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剪定後
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クレーン車が入らないのでツリークライミングを駆使しての剪定作業です。
子供たちに「サル、猿」とからかわれながら・・・

剪定前
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剪定後
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剪定前

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剪定後
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山の子のこどもたちは元気いっぱい。
いつも大きな声で話しかけてくれるので、毎日とっても楽しく仕事が出来ました。
片付けが大変な時は子どもや先生もみんなで手伝ってくれましたね。嬉しかったです。

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作業後
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子どもたちが毎日、毎日登るのでツルツルに磨かれた木の幹。
子どもたちを見守ってくれている木が少しでも元気に長生き出来るように、一生懸命お仕事させていただきました。

40周年を迎えられた山の子保育園。
園の理念はそこに通う子どもたち、父兄のみなさんに連綿と受け継がれています。
高い理想を集うみなさんで強く・たくましく・明るく乗り越えて、育て上げられた山の子保育園の姿は心から感動します。
そんなみなさんをサポート出来て本当に嬉しい仕事となりました。

ありがとうございました。

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お待たせしているお客様、年末までノンストップで励みますのでお許しください。
よろしくおねがいいたします。


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by sanrakugarden | 2017-11-17 17:24 | 庭木手入 | Comments(0)
2017年 10月 28日

庭木手入れ

松本市で進めていた庭木の手入れが完了しました。
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調子を崩した松の樹木診断からご依頼をいただき、松の手入れ、お庭全体の手入れ・管理をお任せいただきました。

思い切って庭師を変えることは、今までの習慣的に行ってきた管理を抜本的に見直す良い機会になると思います。(私たちも習慣的にならないように気をつけなくてはなりません・・・)


剪定前
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剪定中
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剪定後
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高くなりすぎた段作りのヒノキですが、頭を落として、玉作りの刈り込み仕立てだった剪定を、透かし剪定にしています。
自然樹形に戻すことで、毎年行なっていた刈り込みを2、3年に1回で済むように手入れ方法を変えました。
頭を落とすことで高いところも木に登って手入れすることが出来るようになったので大幅な時間短縮が出来ます。


別の角度から剪定前

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剪定後
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手前の段作りのヒノキは頭を落として、段作りの玉の数を1/4くらい少なくしました。

木に登ったり、脚立で手入れ出来るようになったので大幅な時間短縮が出来ました。
玉の数を減らしたため半分くらいの時間で手入れが出来るようになりました。

一生懸命、ご先祖様から受け継いだお住まいや木々を守っておられるお施主さん。
時代や生活様式に合わせて、お庭も管理・手入れをしやすくしながら、守っていきやすい管理方法を選択していくことも大事なことだと思います。

人と植物の間に立って、両方が良くなるように提案したいと思います。


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by sanrakugarden | 2017-10-28 16:54 | 庭木手入 | Comments(0)
2017年 10月 28日

台風被害

台風21号はここ松本にも爪痕を残していきました。

高い山々に囲まれた松本盆地は台風が近づいても、大きな被害は少ないのですが、台風21号は風も強く、台風本体が近づく前から、秋雨前線による長雨も続いて土壌もたっぷりと水分を含んでいたため、根張りの弱い木は倒されてしまいました。

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30年も前に植えられた記念樹のさくらんぼ。園児さんたちも楽しみにしていたのに・・・根から浮き上がってしまったため危険なので伐採することになりました。

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お寺の杉も高いところで二股に分かれていた幹が裂けて、大きい方の幹が落下。
畑に落ちたため大事はなかったものの、これが道路に落ちたらと思うと恐ろしくなります。

二股に分かれた幹と幹の間に水が溜まって腐りが入っていたようです。
危険なので残った幹も枝おろしすることにしました。
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高いところで異常があるか?どうか?はなかなか判別しづらいのですが、古い木は太い幹も中が空洞となっていることも多いです。
樹木医として危険木の判定もしておりますので、ご心配な木についてはご相談ください。

台風22号も接近中です。大きな被害にならなければ良いのですが。

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by sanrakugarden | 2017-10-28 16:26 | 庭木手入 | Comments(0)
2017年 10月 19日

赤松 秋の庭木手入れ

松本市で秋の庭木剪定が本格的に始動し始めました。

10月も半ばを過ぎて、ここのところ雨ばかり・・・
かなり追い込まれてきました。

寒さを控えて、まずは調子の悪い木があるお庭、常緑樹の多いお庭を優先的に回っていくことになります。

まずは赤松の手入れです。
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樹木診断をご依頼いただいたのが一昨年の秋。強剪定で調子を崩していましたが、一年間手入れをせずに枝葉を伸ばし放題にしてたくさん光合成をして体力をつけ直してもらいました。
そして2年目の秋の今年手入れをさせていただいています。

当代の奥さまがお嫁に来られた時にお義母さまから「この松だけは大事にしていってね」と伝えられたとのことです。
そして先代のお義母さまも、先先代のお義母さまから「この松を大事にするようにと」伝えられたとのこと。

そうして先祖代々、大事に育てて来られた赤松の木です。
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大変責任は重大ですが、また次の世代にバトンタッチ出来るように、健康と景観を守っていきます。

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by sanrakugarden | 2017-10-19 10:19 | 庭木手入 | Comments(0)
2017年 10月 02日

伐採・強剪定

特別養護老人ホーム 真寿園さんの桜の剪定・伐採を行いました。

設立当初は周辺は何もない河原沿いの敷地でしたが、周辺に住宅が立ち並ぶと桜についた害虫でご迷惑をおかけすることも出てきました。

入所者さんも桜の開花を楽しみにされていらっしゃるので、強剪定をしたり、伐採をして本数を減らしながらも、木を守っていこうという方針をとっていただきました。

剪定前
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剪定後
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桜・カツラを伐採することになりました。
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そのまま処分することの方が簡単なのですが、あまりに不憫なので家具屋さんを紹介していただいて、なんとか活かしていただけないか?お願いしてみました。

面倒を引き受けてくださったのはTree to Green の鈴木 潤吾さんです。

製材の様子はこちらです。

剪定を繰り返していたため、決して良い材ではありませんが、良い部分を活かして作ってくださるそうです。
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真寿園さんの皆さんにも喜んでいただけました。



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by sanrakugarden | 2017-10-02 21:09 | 庭木手入 | Comments(0)