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2012年 03月 24日

樹木診断・樹勢調査

今日は安曇野市で2件の樹木診断の依頼を受けて調査に行ってきました。

安曇野市 三郷では枝垂桜の古木が弱ってきています。
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この地区の同姓の方々8軒で守られている墓地に植わっています。
近年枯れ枝が目立つようになり、ご先祖さまが大事に守られてきたこの桜をどうしても子孫に長く伝えていきたいとのことです。
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「この桜の花はそこらの木より色が濃くて綺麗なんだ」との言葉に強い愛情を感じました。

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樹高8m(昭和30年代後半に頭頂部と太枝を伐採)幹周り3m 枝張り15mの大木です。

なんとかしてあげたい。木に寄り添ってあげたい気持ちはもちろん、皆さんの気持ちに応えたい。

いつも樹木診断をご依頼いただく方々から、この仕事への強いモチベーションを与えてもらいます。

民俗学の父 柳田 国男の「信州随筆」は「東筑摩の和田村を通ってみると、広い耕地のところどころに、古木の枝垂れ桜があって美しく咲き乱れている」とあります。
不思議と信州では墓地に枝垂桜が植えられています。
それは、桜はもともと山の木で、里では、堂や祠の傍らに枝垂れ桜があった。天空をゆく魂が地上に降りようとするとき、枝の垂れた木を選ぶと信じられていたから、昔人が植えたと考えられています。

安曇野市 堀金ではツツジの診断です。
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こちらも樹高3m 枝張り6mの大きさ。
ひいおじいさんが植えたものらしいそうです。
大雪で枝が折れ、そこから腐朽が始まっています。
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木にとっては望まない延命処置なんだろうか?
だけど人間は病に倒れた家族に少しでも長く生きてもらいたいと望むのと一緒で、長年過ごした家族と一緒なんだと思います。

その優しい気持ちにこれから応えたいと思います。
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by sanrakugarden | 2012-03-24 17:35 | 樹木医 | Comments(0)